2018年3月のブログ記事

  • いちだんらく【一段落】(p.78)

    今まで当然と思われていた事実も長く使われていると必ず反発する人が出てくるものだ。 予想どうり、これを「ひとだんらく」(p.1283)と言う風潮が出てきた。ある調査によると、これが65%を占めるという。 「いちだんらく」はすべて音読みでなんら異論はないが、「ひとだんらく」は「ひと」だけ訓読みで、残り... 続きをみる

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  • さかて【逆手】(p.560);ぎゃくて【逆手】(p.350)

    これらの使い分けは微妙だ。 NHK放送文化研究所のQ&Aを見ても「放送では、ひゆ的に言う場合に限って両方の読み方をしています」とだけあって違いがよくわからない。 「さかて」は「訓+訓」、「ぎゃくて」は「音+訓」なので前者のほうが筋が通っているようだが、ことばは理屈通りにはいかない。この勝負痛み分け... 続きをみる

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  • うちきる【打ち切る】(p.120)

    〔残りをすてて〕おしまいにする「調査をー」 ふつうはこの意味で使い、これには何の異論もない。 ところが、テニスの試合を放送していた某テレビアナがこんな言い方をしていた。 「選手は苦しみながらも打ち切りました」 「打って打ってついに勝利を勝ち取った」という意味で使ったのだろうが、何かと「-切る」をつ... 続きをみる

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