こくごじてん【国語辞典】(p.502)

「日本語の単語や句などを一定の順序にならべ、表記・意味・使い方などを日本語で説明した辞典」
最近は電子辞書が出てきて紙の辞書の売り上げが減っている。しかし、よく考えてみると無料で利用できる on-line サービスは小学館の『デジタル大辞泉』しかない。
三省堂の「三国」「新明解」や大修館の「明鏡」を始めとする各社の中型辞典はもちろん、岩波の「広辞苑」や三省堂の『日本国語大辞典 第二版』はCD-ROMを買うか、年間使用料を払わなければならない。このようにスマホで「デジタル大辞泉」を調べれば万事事足れりとするのは視野が狭い。
 ところが、韓国ではそうではない。岩波「広辞苑」の韓国語版 辞書や「표준국어대사전(標準国語大辞典)」は on-line で無料検索できる。これらはいずれも3000ページを超える大著である。国情は国によって違うだろうが、日本の出版社のサービスは立ち遅れている。