いれこむ【入れ込む】(p.90)

①一つのものの中に入れる

②何か一つのことに、意気ごんでのめりこむ
③競走馬が、気負ってそわそわする
ふ~ん、という感じだ。いろいろ細かく解説してあるが、関西人には読めば意味はわかるが、会話では一度もお耳にかかっていない。東京ではふつうに使われるのか。③に至っては競馬とは無縁の者には初耳だ。削除してはどうだろう。
「実権を握っていた社長がその新宗教に入れ込んでいた事が、一部の週刊誌やニュースサイトで報じられた」
やはり、ふ~んだ。キザな感じがする。「のめりこんでいた」でいいのではないか。

-んち (p.1698)

-んち〈接尾〉〔話〕…の家(ウチ)
「ち」は「うち(家)」からきているから見出しは
-んち【-ん家】〔関東方言〕としてもよいのではないか。
この言い方は関西ではまず使わない。東京人はなんのためらいもなく「ここんちいいねぇ」(この家はいいねぇ)と言うが、どうしても「心地いいねぇ」と聞こえてしまう。

コラボ (p.535)

「コラボレート・コラボレーションの略」とあるが、「コラボ」という略語が和製英語だという記述はない。

ユーフォー (p.1582)もそうだ。 UFOをつないで読んで「ユーフォー」としたものだが、これはネイティブに通じない和製英語だという注をつけてほしい。